パラレルワールドを体験した方の話は、いくつか聞いたことがありましたが、私自身はそのような経験はしたことがありませんでした。
しかし、振り返れば、
「それはパラレルワールドだね」
と言われる経験が一つありました。
今日は、そのお話を書きたいと思います。
それは、富士山へと行った日のことです。
この日、待ち合わせ場所へと向かう前に、河口湖浅間神社へと寄りました。
ここは前々から行ってみたいと思っていた場所で、この日、初めて行きました。
河口湖浅間神社には、ある伝説があります。
それは昔、富士山が噴火した時に、溶岩があちこちへと流れて周囲の土地を覆い尽くした時に、この河口湖浅間神社の前でだけ、ピタリと溶岩が止まったというものです。
富士山の周りには、たくさんの浅間神社がありますが、この河口湖浅間神社の前でだけ、溶岩が止まったといいます。
そのような神聖な土地は、どんなエネルギーなんだろう?いつか行ってみたい、と思っていました。
また、ここには天然記念物に指定された樹齢700年くらいの七本杉があるということだったので、それも見てみたかったのです。
さらに、秋山眞人さんが初めてUFOに乗った場所がここだと聞き、どんな場所なのかと気になっていました。
ということで、ワクワクしながら、高速に乗り、河口湖浅間神社へと向かいました。
初めて行くので、車のナビに従って運転していましが、もう近くまで来ているのに、なぜか現地に辿り着けません。
地図を見ながら、気が付けば同じ道を3回くらいグルグルとまわっていました。
歩けば15分くらいの位置には来ていたので、ここで車を止めて、歩いて行くことにしました。
スマホでグーグルマップを見ながら、細い道を歩いて行くと、無事に現地へと辿り着くことができました。
河口湖浅間神社の境内へと入り、深呼吸をしました。
そこは、とても神聖で心地の良いエネルギーを感じました。
ここでゆっくり本でも読んでいたいなと思いました。
本殿の裏手にある七本杉は、とても立派で生命力がみなぎり、そして、癒されるものを感じました。
お賽銭箱の隣に、拝観者向けの芳名帳があったので、初めて来た記念にと思い、記入しました。
私の前に来て記入した方の名前、住所を見ると、これから会う予定の方でした。
住所は東京。名前は他では聞かない珍しい苗字で、人数は2名となっていました。
その後、富士山付近の待ち合わせ場所でその方に会った時に、
「〇〇さん、今日ここに来る前に、弟さんと2人で河口湖浅間神社に行っていましたよね?
私も今日初めて行って来ました。良い所ですね。」
と話しかけました。
すると、
「え?どうして知っているんですか??」
と言われました。
「芳名帳に名前があったからです。東京から2名で来ていて、珍しい苗字なので、たぶん〇〇さんだろうと思っていました。」と答えると、
「え?河口湖浅間神社には何度も行っていますが、芳名帳なんてあるとは知りませんでした。
記帳なんてしていませんよ。」
その時、横に精神世界の重鎮、秋山眞人さんがいて、
「それは、パラレルワールドだね。」と答えてくれました。
「今日は万聖節という特別な日で、時空も緩んでいる。」
説明すると、いま私たちがいるこの世界線をAとすると、別の世界線Bで、〇〇さんが河口湖浅間神社に行って芳名帳に名前を記帳していて、その世界線Bを、世界線Aにいる私が見ていた、といった感じのイメージのようです。
たしかに、〇〇さんは珍しい苗字なので、同じ苗字で別人が東京から2名で来ているとは考えにくいのです。
また私の前に記帳されてあったということで、時間的にもちょうど〇〇さんが来ていた時間と合っています。
パラレルワールドって、どんななんだろう?と、不思議で好奇心がわいて、体験してみたいと思っていました。
それが遂に実現したのかも?と思うと、なんだか楽しくなります。
こうして考えてみると、案外みんな気が付かないうちに、パラレルワールドを経験しているのではないか、とも思いました。
みなさんは、こんな感じのこと、心当たりはありませんか?