先日、久しぶりに笹子トンネルを通り、4年前のあの事故を思い出しました。
2012年12月2日の笹子トンネル天井板落下事故。
私が2012年に笹子トンネルを通ったのは、9月と11月下旬でした。
2012年、仕事で八ヶ岳方面へと行っていたのですが、その時、車の運転をしてくれた方が、とてもインスピレーションの強い方でした。
11月下旬の帰りに、笹子トンネルの中で言った言葉が忘れられません。
「このトンネルを通るのは、もう今年最後にした方がいい。近いうちに、トンネルの中で事故が起きるイメージを感じる。」
それを聞いた時は、深く受け止めずになんとなく聞き流してしまいました。
しかし、それから2週間経たないうちに、あの事故が起きてしまったのです。
テレビで事故を知り、すぐにあの言葉を思い出しました。
あの予言のような言葉が現実となり、身震いする思いでした。
あれから4年の月日が経とうとしています。
先日帰り道、笹子トンネルを抜けた時には、霧雨が降り、山々や紅葉が霞んで、山水画のように見える景色の中、意識が朦朧としてきました。
(上の写真は、雨が降る前の行きの道で撮ったものです。)
そして、事故で犠牲になられた方々に祈りを込めて黙祷しました。