イギリスのストーンヘンジに観光に行った時のこと。
ロンドンから観光バスでストーンヘンジに向かったのですが、もうすぐ到着するところで、ハッとする景色がありました。
私は曲作りをする時、たいてい頭の中で景色が出てくるのですが、テーマなど何も決めずに曲作りをした時に、よく出てくる景色があります。
その景色は、実際には行ったことのない場所でした。
自分の脳が作った架空の場所というイメージでした。
ストーンヘンジ近くの道に差し掛かった時、ハッとしたのは、この景色と曲作りをする時の景色がリンクしたのです。
両脇に見える草原、曲がり道、道に伸びる人の影、そのイメージの一つ一つが、よく曲作り中に見ていた景色でした。
そんな景色は、世界中にきっとたくさんあると思いますが、なんとなくここはハッとする感覚がありました。
そうして、バスを降り、ストーンヘンジの方へ歩いて観光へ。
ストーンヘンジ周辺にはUFOがよく出ると言われていて、期待して眺めていましたが、残念ながら見れませんでした。
でもここは、とっても気持ちの良い場所で、ストーンヘンジを見ながら外で飲むコーヒーは格別でした。
ストーンヘンジからバス乗り場へと向かう帰り道、道端に変わった石が一つ落ちているのを見つけ、その石が気になり、拾って帰りました。
その石は、白と黒が交互に混ざっている感じで、ツルッとした質感の石でした。
子供の頃からよく、こういう変わった石を見つけて拾うのが好きでした。
日本に帰ってお土産と共にこの石を矢追さんにプレゼントしました。
その後、パワーストーンショップに行くと、この石と色や質感が似ている石が、「ストーンヘンジ周辺のパワーストーン」として売られているのを見かけました。